BLACKWORK embroidery(ブラックワーク刺しゅう) stitchby-a.com_刺繍作家 mifu_book
BLACK WORK 河出書房新社 発行 →amazon *発行がマガジンランドから河出書房新社に変わりましたが、内容は同一です。 著書は刺し方解説を主とした内容になっています。 このページには、紙面では紹介しきれなかった事柄や掲載作品の別アングルの写真、ステッチ部分の拡大写真などを掲載しています。
[マガジンランド 初版 記載ミスのお詫びと訂正] P72 「House Silhouette Sampler」の図では、半分までが80目(40マス)となっていますが、正しくは全体が80目(40マス)で、半分までは40目です。申し訳ありません。 この作品はBASIC PATTERNのチャート(80目×80目)をそのまま使用できるようにデザインしてあります。 上半分の両角をマスキングすると家になります。 *第2版は訂正済です。
P12 「House Silhouette Sampler」 屋根の斜めのラインがでこぼこしないように、パターンによってはハーフステッチを使っています。
P12 「House Silhouette Sampler」 25番刺繍糸4本取りにしてはやや細めの24番の針を使い、テンションを低めに刺して、ポコポコでかわいい雰囲気のステッチにしました。4本の刺繍糸が撚れないように丁寧に刺すときれいに仕上がります。
P6-8 「BASIC PATTERN」 P6-P9のBASIC PATTERNとBORDERの写真は28ctのリネンに25番刺繍糸1本取りで刺したもので、ほぼ実物大です。同様に刺したものをテーブルクロスの上に並べ、縫い代にリボンを重ねて縫い付けました。 刺繍した布は、芯地を貼ると布端がほつれにくくなり縫い代が少なくて済みます。芯地の色は、薄いグレーにすると裏糸が目立たず、布目も引き立ちます。
P15 「Piano Silhouette Sampler」 F4サイズ(24.2cm×33.3cm)の木枠に張ってパネルにしました。 布は28ctのリネン、糸はBASIC PATTERN-A,B,E,Hは25番刺繍糸1本取り、その他はアブローダー#25。黒鍵部分は80目×40目で、BASIC PATTERN-A,B,E,Hは チャートの右側半分を使っています。
P15 「Piano Silhouette Sampler」 中央の黒鍵はBASIC PATTERN-Fの arrange です。枠付きクロスはP56-mの刺し方、破線はランニングステッチで刺しています。
P10 「Buttons&Ribbons」 P58のBORDERを刺したボタンとリボンです。 ボタンは、クロバー製の「くるみボタン・ブローチセット サークル40」を使用。リボンは、水で少し薄めた布用ボンドを筆で縁に塗って、布端がほつれないようにしてあります。
P10 「Buttons&Ribbons」 布はともに28ctのリネン。リボンの糸はすべて25番刺繍糸1本取り。 ボタンの糸は、五線はミシン刺繍糸、ト音記号と音符は25番刺繍糸2本取り、BORDER-r はアブローダー#25、その他は25番刺繍糸1本取り。
P10 「Buttons&Ribbons」 BORDER-k をつなげて並べる刺し方を示しました。「並べ方によって刺し方を工夫する」考え方は P59 more で他のパターンを例示して解説しています。 BORDER-e はボタンのようにつなげて並べる場合も、P55の刺し方で左から右へ進むとよいでしょう。
P14 「Cushions」 紙面では後ろに隠れているクッションと部分拡大写真。 手前のクッションの帯状に刺したパターンはBASIC PATTERN-J(P48)を部分的に使ったもの、後ろのクッションのパターンはBASIC PATTERN-L(P52)にステッチを加えたり省いたりしたものです。
刺繍布に淡いグレーの芯地を貼って仕立てました。 私は白地に黒糸でステッチした場合は、裏糸が目立ちにくく布目が適度に引き立つ淡いグレーを使っていますが、いろいろな布を裏に当ててみて、好みやデザインに合ったものを使うとよいでしょう。
私が淡いグレーを使うようになったのは、Royal School of Needleworkで1人の先生から「グレーを使うといいよ」とアドバイスされたことがきっかけですが、「かっこよくなるから」と黒色の裏布を勧める先生もいました。
P20 「Tote Bag」 淡いグレーの芯地を貼った刺繍布の縫い代にリボンを重ねてフェルトに縫い付けた後、仕立てました。フェルトはサンフェルト製の厚さ2mmのものを、内袋にはナイロンのキルティング布を使い、しっかり自立するトートバッグです。
P76にチャートが掲載されている「arrange」。 (注)チャートの上下と写真の向きが逆になっています。